おはようございます。
小鳥遊汐里 (たかなし・しおり) です。
普段は「縁結曼荼羅 (えんむすびまんだら)」について書いていますが
今回はステキな映画の情報をシェアいたします。

◯ 83歳のやさしいスパイ
公式サイトによる概略はこう。
老人ホームの内定のため入居者として潜入した83歳の男性セルヒオの調査活動を通して
ホームの入居者たちのさまざまな人生模様が浮かび上がる様子を描いたドキュメンタリー。
年齢に関わらず生きがいは大切です。
妻を亡くして新たな生きがいを探していた83歳の男性セルヒオは
80~90歳の男性が条件という探偵事務所の求人に応募する。
その業務内容はある老人ホームの内定調査で
依頼人はホームに入居している母が虐待されているのではないかという疑念を抱いていた。
※引用に際して句読点と改行のみ変更をしました。
予告動画はこちら。
英語版の監督・脚本はマイテ・アルベルディ氏。上映時間は 89 分。
アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞にノミネートされました。
内容が面白そうというのはもちろんですが
映画館での上映の前にネットで公開という試みも気になったので
ご紹介しています。
7 月 1 日までの前売りチケットですと
前売り価格で少し安いのでご紹介しております。
繰り返しますが
前売りチケットは7 月 1 日まで。
前売りチケットのご購入も含めた公式サイトはこちら。
◯ ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人
先ほどの「83歳のやさしいスパイ」がドキュメンタリー映画ですので
小鳥遊お勧めのドキュメンタリー映画をふたつご紹介。
百聞は一見にしかず。
説明文の前に予告動画を貼っておきます。
映画『ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人』予告編
佐々木芽生監督。上映時間は 87 分。
5 つの賞を受賞しています。
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普通のカップルのハーブとドロシー。
趣味は現代アートのコレクション。
アートを買う条件はふたつ。
・お給料で買える値段
・アパートに入る大きさ
いつの間にかふたりは世界的に有名なアートコレクターになっていました。
そんなふたりを通して見る現代アートやアートコレクターの映画です。
小鳥遊がアーティストになる決意を後押ししてくれました。
この映画を観たらアーティストになりたくなるかも……。
◯ 選挙
映画『選挙』予告編
監督・製作・撮影・録音・編集を想田和弘監督がひとりで行っています。
(「監督」とまとめてしまっていいのか迷いはありますが)
上映時間は 120 分。
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知っているようで意外と知らない
身近なもの (本作品では「地方選挙」) について
監督ご自身のフィルターを通して描くドキュメンタリー。
「観察映画」第一作です。
想田監督ご自身による 観察映画についての覚え書き のひとつ「(八)観察映画は観客を信頼する」にこう書かれています。
したがって、観察眼を使う労力を厭う人や
懇切丁寧に何でも噛み砕いて説明する離乳食のような映像を
受け身で消費することに慣れ切っている人は
観察映画の入り口で門前払いされてしまうだろう。
しかし、自分の意志で門をくぐった観客は
自らの顎と歯を使って映像を咀嚼し、消化することになる。
そこでは、観客は受け身の消費者ではなく
能動的で主体的な鑑賞者として、映画の世界に接することが可能である。
観察映画は、観客の注意力や咀嚼力、洞察力を信頼するのである。
※引用に際して一部句読点と改行を変えています
小鳥遊もお勧めですし
13 の国や地域で上映され
ピーボディ賞およびベオグラード・ドキュメンタリー映画祭グランプリを
受賞するほど評価されています。
◯ 写真情報
トップ画像はこちらの写真を使わせていただいています。
モデル : まーちゃん さん
Photo by :すしぱく さん
◯ 閉めのご挨拶
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