おはようございます。
小鳥遊汐里 (たかなし・しおり) です。
「縁結曼荼羅 (えんむすびまんだら)」という細密画を描いていまして
イチナナというアプリを通じてライブ配信しています。

小鳥遊は漫画が好き
「岸辺露伴は動かない」という漫画があります。
目の前の相手を本に変える能力を持つ岸辺露伴という漫画の物語です。
本になった相手を読むことで心の内を知ったり
あるいはページに命令を書きこむことで相手を操ることまで可能です。
2020 年末に高橋一生氏の主演でドラマ化。
NHK で放送され好評を得ました。
翌 21 年末にも同じキャスト・スタッフでの放送が決定。
小鳥遊も他のファン同様
楽しみに放映を待ちました。
実際に観た場所は滅多に行かない処でしたが。
少し話は変わります。
年末に「デジタルデトックス宣言」という記事を投稿しました。
実際にインターネット断ちはしましたが
デジタルデトックスが第一の目標ではありません。
外泊する必要がありまして (これが第一の目標)
年末でビジネス関連の連絡も少なかろうと
デジタルデトックスを決意したのです。
閑話休題。
改めて考えてみますと
そもそもの始まりは 9 月。
大ベルセルク展に行った帰り
足のつけ根からお腹にかけて鈍い痛みを感じたこと。
その時はすぐに収まったため放置しましたが
やがて時々痛むように。
時間の経過とともに痛みは激しくなり
12 月には歩くのも苦痛なほど。
原因と治療法を求めて右往左往しましたが
さっぱり判りません。
痛み止めをもらって呑んでいたところ
一時的には痛みは治まったのですが再発。
深刻な病気ではないかと心配したり
逆にストレスが原因と疑ってみたり。
木曜日
12 月 23 日(木)
外科を受けて
ようやく「ヘルニア」との診断。
診断名がついたからでしょう。
痛みが一気に軽くなりました。
お医者さんから年内に入院・手術を終えられる日程の
提案がありました。
二泊三日で済むとのことで
小鳥遊は骨休め程度の軽い気持ちで入院に同意。
ついでに入院期間中
デジタルデトックスにする旨を決意。
日々のルーティンワークに退屈していて
何か変化を期待していたのも事実です。
正直入院を舐めていました。
手術が決まった後
渡された紙の中に
「医療事故が起こって意識不明になった場合
どこまで延命治療をしますか ?」
……という質問がありました。
医療事故が起きる可能性も
あると云えばあるわけで。
緊張して
なかなか寝つけなかった夜があった程度には
小鳥遊が小心者だった旨は書いておく必要があるでしょう。
入院が決まれば準備が必要。
怪しい病原菌を病院に持ちこんでは先輩の入院患者に迷惑ですし
別の病気が隠れていれば手術の延長も考えないといけません。
翌日 PCR 検査・血液検査。
心電図を調べられ
はては肺活量の検査まで受けました。
脈拍数が少なくて褒められました。
月曜日
12 月 27 日(月)
午後から入院開始。
病院でシャワーをした後点滴が開始。
初めての病院食は夕食でした。
この頃はまだ余裕で
インターネットもテレビも断った状態で
いろいろなことについて考えを巡らして過ごします。
その夜「岸辺露伴は動かない」第 4 話も観ました。
翌朝手術室に歩いていって
手術台の上に横になります。
「麻酔をかけますね」
……の直後
「手術終わりました」
手術終わり。
全身麻酔だったおかげで
どんな手術だったか記憶にありません。
全身麻酔をかけられた小鳥遊汐里は動かない。
麻酔から覚めて戻った病室では 2 時間ベッドに寝たきり。
朦朧(もうろう)とした状態で天井を見ていました。
その後ナースさんにベッドの頭側を起こしてもらいました。
頭の血が下がって
一瞬目の前が暗くなったのを覚えています。
点滴に入れていただいた痛み止めの影響でしょう。
上半身を起こした状態でベッドの上で過ごしました。
積極的に体を動かす気になれなかったのを覚えています。
誤飲の危険があるので水も飲めません。
さらに時間が経過。
ようやくナースさんのサポートのもとコップ一杯の水を飲みました。
誤飲せず無事飲めました。
その夜二度目の病院食をいただきました。
朝食・夕食と二食抜いたわけです。
うつらうつらと夜を過ごします。
デジタルデトックスを決めたのは
小鳥遊自身の判断でしたが
インターネットに繋いでいたとしても
大したことはできなかったでしょう。
患者としてされるがままの
受動状態だったのが辛かったです。
たまたまナースさんの作業音のおかげで目覚め
「岸辺露伴は動かない」の第 5 話に間にあいました。
翌朝朝食をいただき
清算をして退院。
無事帰宅。
退院直後はシャワー禁止でした。
シャワー解禁になるにはなったのですが
傷口にお湯をかけてはいけません。
具体的な方法が判らなかったので
お湯でしぼったタオルで体を拭くだけ。
ほぼ一週間ぶり。
すごく気持ち良かったです。
今年の末にも岸辺露伴の続きがドラマ化されるでしょう。
放送されるなら
その時に
あるいは岸辺露伴の絵柄を観る度
今回の入院のことを思いだすのでしょう。
不幸中の幸い
健康がいいに決まっています。
とはいえ
不幸の中の幸いもありました。
まずはタイミングの良さ。
緊急事態宣言の最中に病気になっていたら
手術も入院もできなかったでしょう。
それから
文中では説明しませんでしたが
入院 1泊目は
病院のご厚意で個室を使わせていただいていました。
賢明なる読者さまはお判りでしょうから
具体的な理由は書きませんが。
入院で判ったこと
厚生労働省の「高額医療費制度」という仕組みを知りました。
1ヶ月に支払える医療費の上限が収入によって定められ
それを超えた分は後日返還されます。
自己負担分を払った後
上限が超えた分が戻ってくるのが通常のようです。
こちらの病院では
入院前に「高額医療費制度」を提示することで
定められた上限金額を払うだけですみました。
参考となるサイトはこちら。
入院費を補填する生命保険に加入している人も多いでしょう。
保険会社の会社名と加入者のプライベート情報さえ判れば
現物の保険証書がなくても
保険金を請求できることが判りました。
せめて最後にお役立ち情報を載せておきます。
SNS
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Instagram・note・Twitter どれもアカウントは @pegascon です。
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最後の挨拶
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