こんばんは。
小鳥遊汐里(たかなし・しおり)です。
細密画「縁結曼荼羅(えんむすびまんだら)」「算数曼荼羅(さんすうまんだら)」を
描いています。
Instagram と Twitter のアカウントを持っています。
絵を描く過程を動画にして YouTube に公開しています。
URL はこちら。
最近 17LIVE というライブ配信アプリを始めまして
ほぼ毎日配信をしています。
アカウントは pegascon 。
◯ 学校制度に関して調べてみました
狩りの仕方を教える動物さえいるぐらいで
「いつ教育が始まったのか?」
……という問いに一言で答えるのは簡単ではありません。
私達が目にする「近代の教育」に限定しますと
答えは明確になります。
18世紀のプロイセンで生み出された
「プロイセンモデル」が起源です。
以下
こちらの本の内容を
孫引きして説明しています。
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「プロイセンモデル」は
戦争で勝てる兵隊を育てるために
導入されました。
「自分の頭で考えて自発的に考える人間」ではなく
「命令に忠実に従う純情な人間」 を
育てるための仕組みでした。
「命令」という小さな範囲の中では
より効率を良くする手順は考えるかもしれませんが。
「プロイセンモデル」の特徴に関して
このような記述があるそうです。
「授業時間」という神聖なる枠組みは
「絶え間ない中断により学習の自発性をそぐ」ために導入されました。
チャイムが鳴ったら有無を言わさず会話や思考を中断させ
予定された次の回へ進ませる。
秩序が好奇心にまさり
規律が個人の主体性に優先するというわけです。
学校の授業に時間割があって当たり前としか
考えていませんでしたが
このような理由があったのです。
年齢で区切って
本人の理解度を無視して
同じ授業を受けさせるのも
「プロイセンモデル」からです。
学校で勉強することによって「得られるもの」にばかり
目がいっていましたが
「失われるもの」もあるとは。
時間割が導入された理由にも
学校で「失われるもの」にも驚きです。
とはいえ
中には
「授業でいかにして生徒に考えさせるか」
……を研究している先生を
実際に見知っています。
もっとも
「授業時間」という規律よりも
「考える」を重視する授業が難しいのも事実。
世界・日本を問わず
「プロイセンモデル」は
どこにでもあります。
時間割もチャイムもテストもない学校なんて
想像できないでしょう。
ちなみに
ごく少数ながら
「授業の時間割がない学校」
……はある気がします。
話題になる程
貴重だということも
付記しないといけないでしょうが。
◯ note で読んだ記事
教育に関することを調べたのには
きっかけがあります。
小鳥遊は note もやっていまして
先日こんな記事を読んだんです。
こちらの本の著者・野本さまが
書かれた記事です。
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面白くて
目からウロコの内容でした。
note の記事の無料部分を
一部引用してご説明しましょう。
野本さまは
「ブレーンになる人」「手足になって働く人」の両方がいて
社会って成立してると思う。
……と書かれます。
その自説をベースに
「プロイセンモデル」の学校で訓練されるのは
「手足になって働く人」のスキルだと主張されます。
上記の引用の後に別の方の
でも僕、「手足」であることのリスクって
今後かなり大きくなると思うのです。
そして学校で教えるのが可能なことは
AIにやらせることができるようになります。
それが一見
どんなに高度な仕事に見えてもでもです。
……というご意見を引用されます。
そこからどう
今、不登校の人のチャンスは限りないかもしれない
……という結論になるかは説得力のある内容でした。
有料部分なので引用はできませんが
かなり
付記
記事を書かれた野本さまのご厚意により
note 記事は無料になりました。
これ以上の引用は控えたいです。
ぜひ元記事をお読みくださいませ。
◯ 小鳥遊の場合
喜ばしいことに
ネットショップ zazzle での販売という
自由裁量の大きい仕事をしています。
考える時間を制限するチャイムも
ありません。
秩序より好奇心
規律より個人の主体性が優先という生活です。
声を大にして
日本中のクリエイターに勧めたいです。
◯ 写真データ
トップ画像は
Photo by すしぱく さま
モデル : Max_Ezaki さま
使わせていただきました。
ありがとうございます。
◯ 閉めの挨拶
繰りかえします。
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